院長のコラム

ここでは、｢しんそう療方｣についての私の考えや思いを書いていこうと思います。
また、今までの患者さんへの施術で感じたことや患者さんの声も交えながら、
少しでも ｢しんそう療方｣をわかってもらえればと思います。

体の居心地

私がしんそうに出会った時の、あの感覚は今でも忘れません。

私が２８才の時、腰椎椎間板ヘルニアによる腰の激痛、 坐骨神経痛でつらい毎日を過ごしてました。
とにかく治したい一心で整体や鍼灸、カイロプラクティック、骨盤調整など 様々な治療を受けてきましたが、一向に症状は改善されませんでした。

そんな時、ホームページで｢しんそう療方｣を知り、これに賭けたのです。
初めて受けた時の感想は、受けられた方は分かると思いますが、 ｢えっ、これでいいの！？｣ といった今までの治療とは 比べ物にならないくらい極めて少ない刺激でした。

施術が終わり、院を出た時の事でした。 私はその日、原付バイクでしんそうを受けに行ったのですが 施術を受けた後にバイクを乗った時、いつもと違うことに 気づいたのです。

｢腰の居心地が今までと違う｣、 ｢すわり心地が良い｣ こんな不思議な｢体の感覚｣は今までなかったのです。 というより、自分の体が歪んでたせいで、 体が｢本来そうであるべき状態｣を忘れていたのでしょう。

その後、私は｢これは他の治療とは違う｣と思い 通院し、回を追うごとに症状が改善されていきました。

しんそうを受け終わった患者さんからの感想で、 ｢地に足が着いた感じです｣、 ｢右足、左足均等に体重が乗っている感じです｣、 ｢立っていても疲れないんです｣ ｢寝心地がいいんです｣ ｢すわり心地がいいんです」 といった今まで忘れていた感覚を取り戻されます。

この感覚というのは ｢人間が重力の環境下の元で生きていくために 必要な絶対条件｣ なのです。
ところが、普段の偏ったクセや生活習慣などから 体が歪んでしまい、体の本来の居心地を 忘れてしまいます。

腰痛や肩こり、膝痛、股関節痛など様々な 体の不調がありますが、 症状をよくするためにも、まずしなければならない 事があります。
それは、 体を｢本来の左右対称でバランスのとれた体｣ つまり、｢立ち心地・すわり心地・寝心地のいい体｣ にすることです。

そうすることで体に本来備わっている｢治癒力・回復力｣ がどんどん働いてくるのです。 10年前私がしんそうを受けて感じた｢体の心地よさ｣を体感し 人間の本来あるべき体を取り戻して頂きたいと思います。 そうすれば、自然と体は治ろうとしていきますので。

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