肩こり・肩の痛み(症状別でみた体のゆがみ)
肩こりや肩の痛みと歪みの関係
パソコンやデスクワークなどで長時間同じ姿勢をしてたりすると、肩が凝ってくるという方は多いんじゃ ないでしょうか?

10代の頃から慢性的な肩こりという主婦の方もいらっしゃいます。当院でも肩こりや肩の痛みは主訴の中でも圧倒的に多く、とても辛い症状でもあります。
では肩こりや肩の痛みの原因は何でしょうか?
肩こりや肩の痛みでも右肩だけとか左肩だけといったことはないですか?
人間は手を片寄って使っています。
この手の左右差や偏りがひどくなると、肩の左右の筋肉に差が生じてきます。 肩の左右の筋肉に引っ張る力の差ができますと、筋肉に支えられている背骨が曲がったり、
傾いたりします。
当然肩甲骨も左右で高さが違ったりして、「歪み」がでてきます。肩の左右の筋肉が同じように均等に引っ張ってないわけですから、緊張している側、緩んでいる側が生じます。
そうなると血液循環や神経機能に右肩と左肩に違いができ、血液循環や神経機能が悪い側に肩こり や痛みが生じるのです。
肩こりや肩の痛みに見られる歪みの特徴
肩こりや肩の痛みに見られる「体の歪み」として多いのは・・・
◎バンザイをした時、手があがらない・もしくはあげにくい側がある
◎左右の肩の高さの違い(どちらかの肩が下がっている)

◎左右に首を動かすとどちらか向きにくい側がある


◎左右どちらかの肩が前に巻き込んでいる

◎背中が丸くなる(いわゆる猫背)

肩こりや肩の痛みの解決策
それでは、どうすれば肩こりや肩の痛みがとれていくのか?
首や肩に関連する筋肉の張力を左右同じにしてあげればいいのです。
そのためにも「左右の手と足をそろえていく」必要があります。
「えっ、肩こりで足もそろえるの!?」と思う方もいると思いますが、 足は「体の土台です」。ですから両足がバランスよく支えてないと当然、背骨や肩甲骨、肩までも歪みが出てきます。
肩こりや肩の痛みは何も「痛みの出ている部分である肩が悪い」訳ではありません。 肩こりや肩の痛みが出やすい体の仕組み、つまり「体全身が歪んだ状態」になってしまっているのです。
しんそう療方で手足を左右そろえることで体全体の歪みがとれると、首や肩に関連する筋肉も左右差が無くなり、血液循環や神経機能も正常に働いてきます。
そうなると、自然と肩こりや肩の痛みが感じにくくなっていきます。
当院で左右の手足を揃える事で、「最近、不思議と肩が凝らないんです」とおっしゃる方は本当に多いです。
マッサージや指圧などで「凝った肩をもみほぐし、その場しのぎをする」のではなく、凝っている原因を直していった方が良いと思いませんか?
肩こりや肩の痛みの予防法
まず、しんそう療方で左右の手足をそろえて、「肩こりや肩の痛みがでにくい体」にしていく事が大事です。
それから、日常生活の予防として以下の点に気をつけていくといいでしょう。
- ◎あごを前に突き出し、背中を丸くする姿勢をしない
- ◎カバンを右肩、左肩交互に持ち替える。
- ◎歩くことで腕をよく振り、肩の血行をよくする。
どれだけ気をつけてこれらの事を行なっても、人間は「体を使っている以上、歪みは出てきます。」
ですので、肩こりや肩の痛みの予防として、月に1度くらい調整をうけておくと調子が良い状態で過ごせるようになります。
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